2008年私的コミックランキング

2008年、僕が読んだコミックの中で面白かったものランキングです。今年もやっぱり去年のテンプレをそのままコピペ…

1.大奥 よしながふみ
2.GIANT KILLING ツジトモ
3.もやしもん 石川雅之
4.君に届け 椎名軽穂
5.うさぎドロップ 宇仁田ゆみ

毎年毎年ランク付けは時間かかるんですが、今年もまた例に漏れず。
特に1位が迷いました!ぶっちゃけどっちが1位でも良いです、4,5回は入れ替えたと思います。
2008年の1位は、きのう何食べた?西洋骨董洋菓子店等、一風変わった作風のよしながふみ入魂の男女逆転大奥の大奥です。設定の巧妙さ、どろどろした人間関係と謀略等、見事としか言いようがない作品だと思います。4巻の綱吉編で大奥特有のドロドロさが増してきて良い感じです。フジでやってた大奥も綱吉編が好きでした個人的には。
2位はこのランキングでは定番のスポーツもの、しかもサッカー、なGIANT KILLINGです。こちらは昨今のスポーツもので流行の監督物の王道を行くような、采配による裏のかき合い、素人にもわかりやすい戦略説明、ダイナミックな構図等、わかりやすくてグッと来て面白い、近年まれに見る良く出来たサッカーマンガです。雑誌読みしてると、モーニング誌内での扱いがみるみる上がっていくのがわかって面白かったりします。最近人気あるんだねー。
3位は東京農大物語こともやしもん、この本は単行本で毎回いろんな試みがなされていて毎巻楽しみだったりします。言わずとしれた菌マンガですが、実のところはげんしけんハチクロ、古いところで言うとアドリブシネクラブのような、大学物のマンガにジャンルわけされていると思われます。とぼけた作風の本作品ですけど、その中での沢木や蛍といった登場人物の青春群像は非常に良く出来ており、割りと万人に勧められる良作だと思われます。
4位は君に届け、これ絶対以前いれたよなーと思って過去にさかのぼってみてみたんですけど入ってなかったので入れてみました。基本王道の少女漫画なんですけど主人公の爽子のキャラクターが独特で、それをうまいことこねくり回しながら8巻まで来ちゃってるという感じですね。ある意味すごいと思います。心が洗われるのですさんだ人には是非に。
5位はうさぎドロップ宇仁田ゆみはしばらく見てなかったんですけど、久しぶりに見るとすごくこなれたマンガ描く人になってますね。うさぎドロップはやはりこれも設定が秀逸、30歳の独身男がひょんなことから6歳女児を育てるという、字面にするとありそうな話なんですが、エピソードの一つ一つが丁寧に描かれており、決して既視感に陥ることなく一気に読める、非常に読み応えのあるマンガに仕上がってると思います。