M-1雑感

幻日にっきさん初めてからずーっとM-1の事前予想はしてた訳ですが、今年初めてそれをやらなかったのには理由はとくにないですわすれてましたすいませn
ただ、自分の中でM-1に対する興味はだいぶ無くなってきている感はあったわけですが。
特に今年は決勝のメンツを見て、正直「うーん」と思わざるをえなかったです。
笑い飯は今年もダメでしたね。年々ダメになっていく気がします。今年のネタは一つのネタで押しきるつもりだったのでしょうけど(枕から話がビタイチ進んでないのは結構アレダと思う)、いかんせん勢いが足りなかった気がします。順番がかなりマイナスになった感は否めないですけど…。
あれ、来年からやり方変えた方が良いと思うですよ。本戦の前に敗者復活やるとかなんかして(あらかじめ敗者復活予選かなんかやって何組かをあらかじめ絞り込んでとか)あらかじめ会場を暖めておく必要があるんじゃないかなと。最初の審査の時の「これが基準なんでねー」という言い訳は正直聞きたくないです。
千鳥は毎回毎回ネタのチョイス間違ってる気がするのは僕だけでしょうか?
ポイズンガールズバンドが好きなのはわからんでもないですが、彼らのネタは明らかにM-1向けじゃないですよね、前も言ったけど時間が短すぎて話のとっかかりの部分しかできてないネタになってしまっているのはいただけんんと思います。それならもっとほかのコンビを選んだ方が盛り上がるんじゃないかと。
ハリセンボンは…まああんな感じでしょう、オールザッツのトーナメントレベルですね、ダイアンもそうでしたが。
以外といえば以外だけどそうでもないといえばそうでもなかったのがキングコング、いろいろ考えたんですが、ネタがいまいちな感じなんですよね、テンポでかなりごまかしてる感じ、逆に言うと、テンポと動きだけで笑いあれだけ取ってるのはある意味すごいと思います。
http://mycasty.jp/nishinoakihiro/html/2007-12/12-24-898807.html
西野のブログ見てたら、そんな感じのことが書いてますね。確かにネタとして飛び抜けた物は正直無かったかと…ただ、サンドウィッチマンのぞいたらキングコングが頭一つ抜けてた感じはします。キンコンだけレギュラー結構もってて、M-1に関してはそれがマイナスになるわけですが、その割にがんばってる気はします。
で、サンドウィッチマン、正直彼らが今年敗者復活勝ち上がってなかったらグダグダになっていたハズです。
なんといってもネタが秀逸、正直、今年大笑いできたのはサンドウィッチマンだけでした。
勝利インタビューも良かったですよね、ふたりで良いとこに是非引っ越してください(゚Д゚)
 
で、敗者復活からの優勝は初、と言う結果になったわけですが、ここ最近敗者復活のレベルが上がってますよね。
M-1の審査はとある審査員の独断で選ぶから、ブレない、と言われていますが、最近ちょっと世間一般との乖離が大きくなってきているのかなという気がしないでもないです。
やっぱり、M-1として、漫才として舞台に上げるのであれば、少なくともオールザッツでトーナメントからハズされるくらいの完成度のあるコンビでないといかん気がするんですよ。荒削りだけど、ネタはまだまだ改良の余地がある、と言うコンビが代々M-1では選ばれますが、結局最終的に優勝するのはソコソコ完成された、baseからうめだ花月に昇格するレベルのコンビであることを考えると、決勝のメンバー選びはもうちょっとなんとかして頂けないかなあと思います。去年のチュートリアル、一昨年のブラマヨにしても、M-1のときに特別神がかったネタをやったわけではなく、あのレベルのコンビならできるネタをうまくこなすことによって優勝したと僕は思っています。もっとそういう芸人を上げるようにしないと、お客なり審査員なりにもやもやしたものがずっとくすぶり続ける気がしますね。