東芝、3.2GHz駆動のXDR DRAMをサンプル出荷開始(PC Watch)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1225/toshiba.htm
RAMBUSの次世代規格、Yellowstoneを採用した製品、XDR DRAMがサンプル出荷だそうです。
データパスの信号振幅を極力抑えてデータを転送するらしいです。これにより、信号の0/1判定を高速に行うことが出来、高速なデータ転送が可能ということですね。つまり、従来なら0V-1.8Vという振幅で動作させていたバスが、Yellowstoneの場合、0.8V-1.0Vという振幅になるため、0/1反転が非常に速くなるということです。
ただ、弊害として、温度や製造ばらつきに非常に弱くなったり、外部から基準電圧を入れることが必要になるため、基盤なりデバイスなり作る側には非常に高度な技術が要求されるという事が考えられたりします。
まあその点を差し引いても、高速データ転送、ナローバスというのは良いのかもしれません。