2005年のビデオメモリはGDDR3/4? XDR DRAM? 〜メモリ帯域は60GB/secの世界に(PC Watch)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0716/kaigai103.htm
昔、RDRAMは実はグラフィックチップ向きなのではないか、と言われていたのですが、次世代RDRAMであるXDR-DRAMがグラフィックス用途に使われる可能性があるかも、と、歴史は繰り返す、といった感じのコラムになっております。JEDECに加入しているATiはともかく、nVidiaはどう出るのかがまだわからないため、採用の可能性はある、としています。その根拠は…

  • XDR-DRAMは1ピンあたりの転送レートが高く、バス幅を小さくできる
  • 容量が比較的少ないので、ビデオ用途には使いやすい
  • 等長配線が不要で、カードデザインが容易

だそうです。
かつてRDRAMが採用されなかった背景には、当時のVGA業界のコスト志向、メモリ帯域よりもチップの処理能力がボトルネックになっていた、等の事象があったのですが、近年コストよりパフォーマンス重視の風潮が有るのと、本文中に有るようにGDDRの場合、Chip容量の問題でどうしてもVRAM容量が過剰になって、あまりコスト的にはおいしくない、という一面もあるため、RDRAMよりは採用される可能性は高いと思われます。