医龍を買ってみたよ

前々から評判だけは聞いていたものの、表紙の絵とか見てると「あらなんか優雅そうな医療漫画かしら」、という感想を抱いてしまい、今の今まで買ってませんでした。とりあえず1巻だけと読んでみて、その考えが間違っていたと激しく思い知らされたのでした。
この漫画を一言で表現すると「白い巨棟とブラックジャックを足して2で割ったような漫画」、陰謀渦巻く医局の中で活躍する一匹狼の天才心臓外科医とそのチームの話です。
医局、現代医療というものを扱っているあたりがブラックジャックによろしくとかぶったりするのですが、ブラックジャックによろしくの場合は研修医を通して、わりと客観的に表現しているのに対し、医龍はそれらの要素を極上の演出としている辺りが小憎らしいです。
そういえば、こういう医者モノって、天才脳神経外科医、天才心臓外科医とか出てくるわけなんですが、これ以外の天才医者ってなかなか描かれないのはなんでなのでしょうか?たまには天才泌尿器科医とかいてもいいじゃないか!とか思うのは僕だけですか?