CPUと違って、GPUは進化しつづけますね

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0711/kaigai197.htm
プログラマブルになってきた最近のGPU、以前のような、データを読み込んで、一定の処理を一気に行うような処理をやらなくなって、キャッシュのミスヒットが起こりやすくなってきたそうです。これを解決するためにどうするか、というと、ヒットミスを起こしたスレッドは止めて、他のスレッドにて処理を継続するという、非常に贅沢な回路の使い方をするようになってきているそうです。僕は、GPUってただメモリから得たデータを組み合わせ回路のようなモノで一気に処理するような印象を持っていたのですが、最近のシェーダーなGPUはそういうわけでもないようです。これって、回路の利用効率、という点では弱くて、たとえばリークの多いようなプロセスで作られたチップだと、消費電流がえらいことになるかもしれないんですが、局所的な熱の集中は逆に抑えられるので、リーク電流の少ないプロセスだと、熱対策という点でも効果を発揮しそうな気がします。NVIDIAとお友達のTSMCの90nmってどんな感じでしょうね。