センゴク (1)〜(6)

センゴク(1) (ヤンマガKCスペシャル)

最近、へうげものやら影風魔ハヤセやら、信長ブーム？と思わせるような感じなのですが、その中でもひときわ正当派の歴史漫画となってるのが、ヤングマガジン連載のセンゴク。
作者の宮下英樹は、前作のヤマト猛るでは、新人らしいすがすがしい漫画を書いていましたが、そのイメージは本作でも健在です。
ただ、前作と異なるのは、漫画に対する姿勢、というか真摯さ。1巻の裏表紙に記述しているこの一文がそれを物語っています。

騎馬武者が一列に並んで、突撃をかける。
馬上では日本刀を振りかざした武士達が斬り合う−−−。
そんな戦国合戦絵巻はすべてウソである。
では実際のサムライ達はいかにして戦ったのか。
江戸時代から捏造され続けてきた合戦のウソに、いま宣戦布告。