ヤマダ電機、メーカー派遣者に指示…職安法に抵触

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070123i201.htm
個人的な話で非常に恐縮ですが、僕のヤマダ電機に対する社会的な評価というのは、ソフトバンクよりもはるかに下だったりします。
死に体の和光電気に一気にトドメを刺して、跡地に自店舗を展開するあたり、国友やすゆきの漫画とかに描かれそうな話だとおもうんですが。

主要新聞では読売のみが扱ってるこの話題…請負労働なんて目じゃないほどの大問題だと思うわけで。

出退勤時刻の記録、休憩の取り方、接客態度など35項目の指示事項をまとめた「チェックシート」を作成。ヘルパーに、項目ごとに「確認済み」の印を入れさせ、「以上の項目を守り、誠実に勤務します」と印字された下欄に署名・押印させていた。「他社の売れ筋商品の知識習得」も義務付けており、複数のヘルパーが「他社製品も販売しており、店の幹部から残業を命じられたこともある」「誰に雇われているのか、わからなくなる」などと話している。

ラビ1に行ったことのある人に話を聞くと、「あそこの店員さんはやたらと商品知識が無くて、すぐに他人を呼んでくる」傾向があるようです。他社製品の知識習得とかさせてるみたいですが、所詮付け焼き刃ってことですね。

ヤマダ電機はヘルパーの受け入れ人数を明らかにしていないが、その大半はメーカーが人材派遣会社と契約して確保した派遣労働者。同店はヘルパーと契約関係はなく、メーカーにヘルパーの常駐を認めているに過ぎない。

メーカーがお金を払って派遣した人材を自分の駒として使うヤマダ電機、安売りの秘訣はここにあるわけですね!
で、ヤマダ電機、メーカーにヘルパーの増員要請をしたりするとかなんとか、なんだそれー。
そりゃ人件費タダなんだったら、人はたくさんほしいわなー。
メーカーからしたら、自分のところが払った金で、自社製品以外のモノを売られる様をみるのは屈辱以外の何者でもないと思うのですが、これを機に、ヘルパーを一気に引き上げるとか男気のある事をするメーカーが一社でも…でないだろうなあ(´д`)