2006年のIntel CPUアーキテクチャは4T+マルチコア(PC Watch)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0324/kaigai077.htm
現在、IntelのCPUはx86命令を回路入り口でデコードして、uOPsという細かい命令に砕いて実行する、というアーキテクチャを取っているわけです。Meromではこれが現行NetBurst系のものともPentium M系(P6系)とも異なるものになるのではないかということが一つ。これに関しては現物が出てくるまでどうなるのかなんて全然わからないのでアレですが、現状のNetBurst系よりは良い方向に向かうのではないかと思われます。
もう一つはSMT、SMTを利用した投機マルチスレッディングはなかなかすごそうです。この技術を利用すると、見かけ上のメモリレイテンシを隠蔽できるので、キャッシュの性能が良好で、且つ容量が大きい場合、メインメモリの帯域を非常に上げやすくなり、システム全体のスループットを劇的に向上することが可能と考えられます。これはかなりステキな感じですね。ミスヒットの確率も減りそうですしね。
今回の記事では恒例の後藤さん謹製のロードマップもあるので、壁紙にでもして保存しておきましょう。