ソフトバンクがこだわりを見せる「800MHz帯」 - ITmedia Mobile
見ましたよ、今朝の朝刊、ハゲがなにやらふぬけたことを抜かしておりましたよ。
YBBユーザーとODNユーザーにもスパム送りつけたらしいですね。
要約すると…
- 日本人は海外の人間よりも携帯に払う金額が多い(ARPUより)
- つまりこれは携帯事業者が消費者に高い料金を押しつけている結果である
- なので、ソフトバンクがここに参入して価格破壊を起こしたい
- しかし、日本の800MHz帯はドコモとKDDIの独占状態である、これはだめだ。
- だから、総務省にみんなでメールボムを落としてほしい。
もうどこからつっこんでいいものやら。
日本人のARPUが高いのは、日本の携帯業者が他国(広告では欧州と比較していましたが)のものよりも数段魅力のあるサービスを提供しているからです。そこを無視して単純に比較を行い「ほら高いでしょ」、というような印象を消費者に与えようとするのは、データの濫用に当たると思われます。しかも上記のARPU比較には、ツーカー、DDI PocketといったARPUがいかにも安そうな業者は入っていません。
確かに、日本のADSLの料金が下がったのはヤフーBBのおかげかもしれません。しかし、その赤字垂れ流しで市場を強引に握りに行くやり方が「自由な競争」であるのなら、そんな自由な競争はいらないと思います。