ヴァナ史〜ジュノ第一期黄金時代:戦闘編〜

砂丘を卒業した冒険者達がまず最初に目指す都市は今も昔も同じ、ということで、砂丘で無事サポを取った冒険者は順次ジュノに集まったのでした。
このころのジュノの冒険者の平均レベルはかなり低く、20にも達していない人がかなり多かったのでした。主な狩り場はバタリア、ここでゴブリンを狩る、というのが人気の手法でした。というのも…

  • レベル補正というものがなく、強い敵でも割とかんたんに狩れた
  • フィールド上のゴブも装備をごろごろ落とした(ゴブ装備じゃなくて、ふつうの装備)

ジュノ周辺3エリアの中で特にバタリアが人気だったのは、地形的なものと、ゴブ以外の獣人がオークという点にあったのかも知れません。そして、バタリアを卒業した人が次に訪れたのがクロウラーの巣、クロウラーの巣だけでレベル上げができたという時代でした。
この時期の戦略としては、やはりレジなしという強烈な特徴を持つ、黒魔法を軸とした戦略が一般的でした。砂丘時代の時にはイロモノ的な扱いだった連携は、このあたりから徐々に一般に認知されるようになってきます。が、戦闘の軸にはまだまだ使われないという状態でした。マジックバーストもなかったですから。
平均レベルが上がってきたこの時代、ちょろちょろエキストラジョブになる人たちも現れたのですが…

  • ナイト:最強ジョブ、HPは戦士にも勝り、MPは赤魔道士に優る
  • 暗黒騎士:やっぱりMPは赤より多かった、鎌、両手剣共にあんまし強くなかったため、それほど注目はされていなかったような…
  • 詩人:暇ジョブ、歌の効果の持続時間は長く、威力は弱く、重ねがけができなかった
  • 狩人:受難ジョブその1、矢が異常に高く(属性矢1本2万ギル超えてた)、遠隔WSを打つとダメージを受けるという謎仕様だった
  • 獣使い:受難ジョブその2、なんというか、とにかく弱かった…。

ナイトが強かったとは言え、当時は今ほど挑発が弱くない(というか、ヘイトが揮発しなかった)のと、殴られたときにTPが10たまっていたのもあって、ナイトにターゲットを固定するという考えはなかったようです。
物理アタッカーという考えはあまりなく、攻撃の中心はやはり黒魔道士、モンク、シーフ受難の時代でした。特にモンクは、格闘スキルが完璧に戦士に喰われていたので、悲しいことになっていたのでした。
そんなジュノ第一期黄金時代は、あの悪魔のパッチと呼ばれる、2度のバージョンアップによって突如終わりを告げるのでした。

このころの人気ジョブ:戦白黒ナ
このころの不人気ジョブ:シモ赤獣狩詩