逆転裁判4おわったよ〜

ええとなにから言えばいいのか…一つ言えるのは、コレやる前に少なくとも逆転裁判DSはやっといたほうが良いよ、ってことですね。
とくに5話は個人的に逆転裁判のベストエピソードなのでアドバンス版の逆転裁判しかやったことないひとにもオススメ。宝月刑事の子供の頃もミレマスヨー。
ここから先はネタバレまくりなので折りたたみ。
まず最初に一言言わせてください。
真宵ちゃんドコー(゚Д゚)??

まずは良かったところから…。
全体的に探偵パートが短くなった気がします。なんかサクサクすすむし、コレまでの逆転裁判よりはつらさを感じないと言うか…。
4話でサイコロック出てきたときは「ぎゃー」とか思ったりしましたが結果的にあれは有りだったんじゃないかなと思います、ああいうシステムにしたら生きてきますね、サイコロック。
あと、1話から全開だったところ。コレまでは1話はチュートリアル的な部分があって、話に関してもおさわり程度のものが多かったと思うんですが、今回は最初からゆさぶる>つきつけるのコンボで展開させる場面が多くてそれなりに楽しめました。

で、次に不満点…。
言わずもがな成歩堂龍一の存在が…。こういう、主人公が代替わりする話では、前作の主人公の扱いってかなり難しい(キャラがなまじ立ってるだけに)と思う訳なんですが、冒頭でも言ったとおり、真宵ちゃんや御剣が出てこないのですごく複雑かつモヤモヤとした気持ちにさせられてしまうわけですよこっちとしては。
次に最終話のオチ。裁判員制度の話が出てきた時点で、「ああこういうオチなんだろうなあ」と思わせるような雰囲気ありありでしたね。裁判員制度の導入で、逆転裁判は終わるよ、といわんばかりの雰囲気がでてましたけど、実際どうなるんだろう…。
そして、今回の主人公、王泥喜法介の持つ力、新要素の「みぬく」ですが、これがあまりに強力すぎて、窮地に追い込まれることがない、つまり逆転裁判なのに逆転しない、という点がもうかなり気になって仕方がないです。もうなんか反則だろっていうくらいあっさり状況をひっくり返しますからね。
で、最終話のなるほどくんの証拠集め、あれはあれでいいんですが、その後の法廷が完璧になるほどくんにお膳立てされていて、主人公の存在台無し、みたいな。
この辺が相まって、前作までのように究極まで追いつめられたところからの逆転がなくて、「弁護士は、苦しいときほど笑うものよ」のような名台詞もなく、盛り上がりに欠けるなあ、というのが正直なところです。
正直、逆転裁判4はコレまでのシリーズでは一番楽しめなかったというか何というか、どうせ主人公変えるなら、設定とかも根こそぎ変えた方が良かったんじゃないかな、と思ったりしたりしましt
とここまでぼろかすに書いておいてナンですが、先が気になりまくってパワープレイでゲーム進めてしまった感があるので(なるほどくんのあの姿みたらそうなるんじゃないかと思うわけですが!)、2週目はじっくり腰を据えてやってみようかなと思っております。

追記:Wikipedia見てたらこんな事がかいてあっt

当初はシリーズを一新させる意味で、旧作のキャラは一切出さない予定だったが、上層部からの意見により「成歩堂龍一」と「裁判員制度」を登場させることになった、とディレクターの巧舟が公式ブログ[1]やインタビューで語っている。

(゚Д゚)コレカ!違和感の正体は!!
この手のものに上層部が首つっこむとろくなことにならんですなあ。