新ジョブについて考える(1)−青魔道士編

アトルガンという追加ディスクですが、発売日直後からの認証トラブル、ビシージの発生しなさっぷり(だいぶ獣人強化されてきましたが…)を除くとおおむね好評の模様です。そんなアトルガンの秘宝の最大の目玉といえば、新規ジョブであります。本稿ではそんな新規ジョブに対する印象などを記述していきます。
で、第1弾は青魔道士アトルガン皇国の不滅隊に代表されるこのジョブ、追加ジョブのなかでは一番人気で、今レベル上げをすると必ずと言っていいほどパーティーに入ってくるジョブであります。青魔道士のパーティーにおける位置づけは、「何でも屋」。と聞くと赤魔道士を思い浮かべるのですが、後衛に徹する方が効率の上がる赤魔道士と違い、青魔法の射程の問題から、前衛よりのポジションを任されることも多いようです。コクーン(防御+50%、効果時間90秒)を活用し、ナイト並みに固い盾に、めった打ち、ヘッドパッド等の物理青魔法(なんと不意打ちが乗ったりする)を活用するアタッカーに、癒しの風、サポ白ケアル等による回復支援、また、セットする青魔法によってはジョブ特性が付与され(オートリジェネ、リフレシュ、クリアマインド等)、パーティー構成によって様々な戦略をとれる、パーティーにとっての潤滑油のような役割を果たすことが可能となっております。
ただ、それ故に問題となっているのが、パーティーでの立ち振る舞いの難しさです。
プレイヤーによってはひたすら物理青魔法を繰り返し、1戦闘ごとにMPを枯らしてチェーンを切ってしまったり、いっさい回復しなかったり、忍者にタゲを取らせなかったりと、当たりはずれのあるジョブと言われることも多いです。個人的には、PT編成によって自己の立ち位置を早いうちからメンバーに伝えるようにしておくのがよいのかなと思っております。
これまでヴァナでは、器用貧乏なジョブはなかなか相手にされづらいところがありました。青魔道士はそのヴァナの常識を越えられるか、今後注目だと思っております。